【オーダーサンプル】すべて個性が異なる、野性味溢れるラム革
2018年04月26日 11:48
この革、実は20年以上革屋さんで寝かされていたものになります。
と言っても、きちんと革屋さんの管理のもと保管されていました。
タンナーさんが動物の「皮」から「革」にする為に、植物タンニンをつかい鞣す工程があります。
「皮」は生ものなので、鞣すことによって腐らなくする為です。
現在では、鞣しの技術が進んだことと、コストを抑えて生産する為に、化学薬品をつかった鞣し(クロム鞣し)が主流となりつつあります。
化学薬品によって鞣された革の顔は綺麗ですが、植物タンニンによって鞣された革が、いわゆる「味」のある革と表現されることが多いです。
革に含まれた、タンニンと染料と脂分が長年の時を経て「個性」として、この革の顔となりました。
ひとクセある革が立体的な服となり、人が着た時に初めて「個性」が生かされる気がします。
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